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自律神経の状態を確認する指標

5/16/2023

 

 アジャストメントの前後に脊柱両側の皮膚表面温度を測定します。
この検査はリーディングと呼ばれ、患者さんの上部頸椎サブラクセイション(上部頸椎の変位による神経伝達妨害)
の有無を確認するもので、アジャストを行うか、行わないのかの判断材料となります。
上部頸椎カイロプラクティックにおいては特に上部頸椎部の左右の温度差が
患者さん特有の波形(サブラクセイションパターン)となり現れますので、そこに着目します。
写真
ある患者さんの上部頸椎サブラクセイションパターン(○で囲んだ部分)。

この検査ではそれ以外も情報を得ることが出来ますので、今回はそのことについて書いていきます。
脊柱とは7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎(計24個の椎骨)+仙骨、尾骨を言います。
構成する24の椎骨それぞれ中心部には孔(あな)があり、それが連なることで脊柱管を形成しています。
脊柱管の中には脳から繋がる神経の束である脊髄が存在し、脳と身体を繋ぐ神経の通り道となっています。

脊柱両側の皮膚温度からわかること
24個の椎骨の間と仙椎部から左右に脊髄神経が出ています。
また皮膚の下には無数の毛細血管が張り巡っています。
脊柱両側の皮膚温をスキャナーで読み取ると、椎骨レベルで温度が低いところ、
(もしくは全体的に温度が低い)または左右の温度差が大きいところが明確になります。
それらは血管の調整が上手くいっているか、いないかを可視化したものなのですが、
ポイントは血管の調整は自律神経が行っているという点です。
​

左右の温度差が0~0.3℃がNOMAL(普通)で緑色、
0.8℃~2.0℃の温度差はSEVERE(酷い)で赤色に表示されます。
写真
上図は右がアジャスト前、左がアジャスト後です。
アジャスト前(右図)では第一頸椎レベルの温度が右側の方が0.8~2℃低くなっていることが分かります。
アジャスト後(左図)では温度差がなくなり首から腰までほぼ均一になっています。
写真
こちらは左がアジャスト前、右がアジャスト後です。
自律神経の乱れという言葉を耳にしますが、文字通り左右の温度がバラバラです。
上部頸椎のアジャストメントにより自律神経が整うことで時間と共に身体は変わりますので、
症状緩和を目的とした対症療法や薬剤は必要ありません。
写真
こちらは温度差ではなく、実際の温度です。
左がアジャスト後、温度が高くなるとバーの横幅が広くなっています。
アジャスト後、副交感神経が優位になり血管が拡張し血行が良くなっています。
多くの方がポカポカして温かいと言われます。それを客観的に示します。
温度差がなく、温度が低くない状態が理想です。
これらは身体をコントロールしている自律神経の状態を確認する指標になっています。

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