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自律神経のヒント

7/18/2022

 


体調を左右する自律神経

自律神経。
一言で言うと自分の意思に関係なく身体を調整している神経。
心拍や血圧を自分の思うようにコントロールすることは出来ません。
睡眠時も呼吸、血液循環、内臓も自分の意思に関係なく働いています。


自律神経は交感神経と副交感神経から成り、
状況に応じて、どちらかが優位になって働くことが特徴。
活動時は交感神経、リラックス時は副交感神経が優位になります。

例えば危険を察知して、その場から逃げようとします。
​この時、身体は交感神経支配にあり心拍が速くなります。
反対に心拍が速い状態(交感神経が高ぶったまま)では中々寝付けません。
​
この自動調整が上手くいかない日々が続き体調を崩すことがあります。
​自律神経障害、自律神経失調症、自律神経の乱れと診断され、
症状に応じて睡眠薬、安定剤などが処方されます。

そのような方への一つのヒントとして
自律神経と上部頸椎について書いていきます。

脱・交感神経緊張

例えば危険生物が生息するジャングルを移動しているとします。
いつどこで襲われるか分からない、咄嗟に逃げる為に交感神経が常に緊張した状態。
幸い私たちは危険生物から逃げることを前提とした日常は送っていません。
逃げるというより、むしろ追われているのかもしれませんね。

時間に追われ、仕事に追われ、支払いに追われ。
​不安感や焦燥感を抱え過ごしている方も少なくないでしょう。

ある程度のプレッシャー、責任感からくるストレスというような
多少交感神経が優位な状態はむしろ必要です。

問題は持続的な強いストレスを抱えての生活。
それはある意味ジャングルと同じではないでしょうか。

頭痛、肩こり、倦怠感、不眠、めまい、胃腸の不具合、
挙げると切りがないですが、ほぼほぼ交感神経の緊張が招いた結果です。

頭痛が増えてきた、眠りにつくのが悪くなってきたと感じることは一つの指標。
​そのような理由で上部頸椎のチェックにみえる方がいらっしゃいます。

上部頸椎アジャスト後の感想ベスト5

■ポカポカして温かい
■呼吸が深くなった
■緊張がほぐれた
■お腹がよく動く
​■リラックス出来た

上部頸椎のアジャスト後、休息ブースで40分寝ていただきます。
起こす際に「何か感じることはありますか。」と尋ねますと多い答えが上記の5つ。
これらの反応には明確な理由があります。

​上部頸椎のアジャスト後、副交感神経が優位になることが多い
身体機能
交感神経
副交感神経
血管
収縮
拡張
呼吸
速く・増
ゆっくり・減
骨格筋
​緊張
弛緩
胃の蠕動運動
減
増
心拍
速
ゆっくり
理由

​交感神経の中枢は脊髄にあります。
一方、副交感神経の中枢は脳幹(中脳・橋・延髄)と仙髄。
各々が内臓や器官に繋がっています。
​

上部頸椎領域に副交感神経の中枢である延髄の尾側が収まっています。
※上部頸椎カイロプラクティックでは、
症状
から推測して副交感神経を優位にするためにアジャストすることはありません。
病名・症状関係なく、自然治癒力による回復を促す為にアジャストします。


上記5つのアジャスト後の感想を言われるすべての方が
自律神経が乱れているわけではありませんが、
多くの方が交感神経が緊張傾向にあると推測しています。

​温度は検査で視覚的に確認できます。
画像
右図がアジャスト前、左図がアジャスト後。
温度が低い部分はブルーバーの横幅が短く、高い部分は長く表示されます。
アジャスト後は血管が拡張し血行が良くなり温度が上昇していることが分かります。

寝ていたから温度が上がったのではと言われる方もいますが、
自律神経が調整される過程において
「アジャスト後に寒くなり時間と共に温かくなってきた。」
「寒さと温かさを交互に繰り返す。」と感じることは様々でアジャスト40分後の時点では温度が下がっている方もいます。

自律神経と免疫
​
身体に入ってきた病原菌から身体を守る免疫細胞が白血球です。
自律神経が血液中の白血球に深く関与していることは広く知られています。

持続的なストレスにより
交感神経が優位な状態が長く続くと白血球内の顆粒球の比率が上昇します。
顆粒球が多いと癌や胃潰瘍になりやすくなると言われています。


また副交感神経が優位になるとリンパ球の比率が上がります。
白血球内の顆粒球とリンパ球の比率はおよそ6:4。
このバランスがウイルスなどから身を守る免疫が最大限に発揮できるそうです。


日々どのような状態で過ごすかということが重要

はっきり言いましょう。
毎日入ってくるメディアからの情報、これが良くない。
交感神経緊張の大きな要因です。
がっかりする気持ち、またかという思い、いつまで続くのかという不安。
ここ数年私も何度もその思いを繰り返しています。
でもそれでイライラして損するのは自分だということも分かっています。

ストレスで呼吸が疎かになっていませんか。
一様に呼吸が浅くなります。
長くゆっくり吐きましょう。
​
兎にも角にもストレスで疲労した身体を時々副交感神経を優位にし、
交感神経緊張の状況をリセットすることが重要と考えています。
※特に夜勤等で生活リズムが不規則な方

当初の目的とは関係なく、
気付いたら平時の体温が35度台から36度台に上がったと喜ばれる方(女性に多い)がいらっしゃいます。
このようなことは症状云々の話ではなく、身体が変わってきたという証明。

 ■ストレスなど → 交感神経優位 → 血管収縮 → 血流低下 → 体温が低い
 ■上部頸椎をアジャスト → 副交感神経優位 → 血管拡張 → 血流上昇 → 体温が上がった


私が自然治癒力による回復を促す為のアジャストメントを実感する時でもあります。

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