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座り方のヒント

6/13/2022

 


不調を訴える方に「何か特別なことをされましたか?」と思い当たることを尋ねると、

「運動して○○を痛めた」「転んで○○を打った」というような怪我や
「引っ越しで疲れた」「孫の世話でクタクタ」
という日常の出来事など、ある程度明確な答えが返ってきます。

一方、「特に何も。」
というように全く心当たりがない方もいます。

そんな中、これまでの経験から一つの答えを導き出しました。

「毎日食べるものが、その人の身体を創るように
毎日の行動が、その人の身体のある部分を酷使している。」
​

■心当たりのない方は不調の原因が日常生活に組み込まれている。
■毎日の行動の中でも特に​座り方に問題がある。

​
聞いてみると、
10時間パソコンの前という方もいます。

今は幾らかましですが、外出制限でテレワークとなると、
極端ですが、寝てるか、座っているかの2択という日もあるでしょう。
​
以前は重い物を持った拍子にギックリ腰になるというのが定番でしたが、
ここ数年、椅子から立った時というケースが増えたような気がします。

デスクワークの方も仕事の姿勢が首に良くないという自覚はあるようで、
仕事時の姿勢、特に首についてどうすれば良いかをよく聞かれます。
正しい座り方と検索すれば、ネット上に色々答えが出ていますが、
今回は普段伝えている座り方のヒントを書いていきます。

1.座り過ぎない

学生時代、50分の授業に10分休憩がありました。
10分をトイレや教室の移動に使っていましたが、
今思えば席から立ち上がって、座るという姿勢から体勢を変えることが重要なんですね。
という意味で一時間に一度は立つということを勧めています。
状況が許されれば、スクワットや軽い体操が出来れば尚良しです。
エコノミークラス症候群の予防にもなります。


長時間、動かず座りっぱなし。
この時、背骨はどうなっているのでしょう?

(体重の10分の1と言われる)頭部の重みが背骨のある部分へ持続的に負荷を掛けている状態です。
その部分が頸椎下部と腰椎下部で、ヘルニアの好発部位となっています。
故に座り過ぎないことはヘルニアやそれから派生する坐骨神経痛の日常的な予防になります。


2.肩甲骨を内側に寄せる

作業において後ろ手を回してすることはほぼ無いと言っていいくらいで、
デスクワーク、料理、運転。通常、身体の前で行います。
このような毎日繰り返される日常動作で肩が巻き込みます。
​
ですので、時々
​
・背筋を伸ばして
・胸を開いて
・鎖骨の下を伸ばして
・両肩甲骨を内側に寄せる


動作をお勧めしています。
※痛みがある場合はやらないで下さい。


両肩が巻き込むと

・背中が丸くなり
・骨盤が後傾し
・頭、首が前に出ます
・両腕も内側に捻じることになり
・腕の痛みや腱鞘炎、肩の痛みを誘発します


この時の姿勢は
頭から椅子に載っている骨盤までが逆Cの字を描いており、
背骨の生理的彎曲であるS字カーブが完全に消失した状態。
※脊柱を横から見ると
・頸椎:軽い前彎 ・胸椎:後彎 ・腰椎:前彎
というS字状のカーブを呈しています。
ストレートネックとは頸椎における生理的彎曲の消失のことです。

・首や腰の椎間板ヘルニア
・脊柱管狭窄症
・それらが引き起こす坐骨神経痛


起因は色々ですが、毎日の座り方からくる背骨のカーブが発端となる可能性は大きいです。
※腰椎の前弯カーブの増大(反り腰)は脊柱管狭窄症、すべり症に注意。



では、どのように座れば良いのか。

これは上記した
肩の巻き込みからくる逆Cの字の姿勢の反対を心掛けることです。
S字カーブが消失しないように意識して座ります。

・骨盤を立てて
・腰は丸くならず、背骨がしっかり骨盤の上に載っている
・首は前傾せず顎をやや引く
・その状態で深く腰掛け、背中を背もたれに預ける
・肩は力を抜きリラックスする

※痛みがある場合はやらないで下さい。


と言っても、
常にそのように座らなければと思っていると精神的に疲れてしまいます。

そこで座る時にイメージすることがあります。
あくまで心掛けなんですが、
良い姿勢で座ること、楽な姿勢で座ることをイメージするのではなく、


​
3.強い姿勢で座る
ことをイメージします。

重量30キロから40キロある鎧と兜を装着しているとします。
(実際鎧と兜の重量がどの位かは知りません。)
この状態でデスクワークをしなければいけません。
さて、あなたはどのように座りますか。

足を組んだら椅子から横に転がり落ちるでしょう。
顎を引いていなければ、首から椅子ごと後ろに倒れるかもしれません。

こうなると選択肢は限られてきますよね。
・しっかり床に両足全体を付けて
・骨盤を立て
・腰は丸くならず、背骨がしっかり上に載っている
・首は前傾せず顎をやや引く
・肩の力を抜きます


これが強い座り方であり、身体に一番負担を掛けない座り方です。
​※床に足が付かない子どもは踏み台が必要。
​足をブラブラさせての食事は噛む力や歯に影響すると言われています。


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