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天野カイロBLOG

ぎっくり腰のヒント

6/20/2022

 


■ぎっくり腰の人
■ぎっくり腰の予兆がある人
■ぎっくり腰になって動けるようになったが、まだ腰に不安がある人
が調整にいらっしゃいます。

腰の痛みには腰の治療が常識ですが、当オフィスの調整は上部頸椎のみ。

一体、何をしているのでしょうか?

痛みの緩和を目的に治療をするわけではありません。

自然治癒力による回復を促す為に上部頸椎をアジャストします。

​
年に数回ぎっくり腰になるという方がいます。
本人は「癖になっている」と言われます。

癖の正体は何でしょうか。

​その癖は消えないのでしょうか。
​
​これまで多くのぎっくり腰の方をみてきましたが、
共通の特徴があり、すべてにおいて上部頸椎をアジャストする条件が出ています。

今回はその解説とスムーズに回復するためのヒントを書いていきます。

ぎっくり腰を一言で言えば、腰部の筋肉の異常な収縮です。
という意味では、ぎっくり首もぎっくり背中もあるのですが、
腰の場合は立てない、歩けないというように事態が少し深刻ですのでよく知られています。
(ヘルニアの痛み、圧迫骨折の痛みとは異なります。)
​

ちなみに腰がギクっとするからぎっくり腰ではなく、
ギックラセンキというギリシャ語(多分)が由来となっています。
意味は「魔女の一撃」。魔女というところが西洋ぽいですね。


共通の特徴
■前傾姿勢、骨盤が左右どちらかに寄っていて辛そうな立ち方。
​■うつ伏せ、仰向けになると左右どちらかの脚が短い。

所見
■仙腸関節(骨盤を構成している仙骨と腸骨の関節)の僅かなズレにより
腰椎から骨盤、大腿後側の筋肉が異常に収縮している。
■収縮側の脚が短くなっている。
■通常、収縮側の脚が仰向けの状態で持ち上がらない、もしくは上げ辛い。

上部頸椎カイロプラクティックでは、
上記の所見を検査で確認するのみで、患部に手を触れることも仙骨を施術することありません。
あくまで上部頸椎のアジャスト後の確認事項として記録します。


「なぜ、ぎっくり腰が癖になるのか」を解説

ここまでの話をまとめると
ぎっくり腰の原因は仙腸関節とその周辺の筋肉の問題ということになるでしょう。
仙腸関節の治療をすれば問題解決に繋がるかもしれません。

しかし、上部頸椎カイロの観点から眺めると、
仙腸関節に起こる問題も結果であり原因ではありません。

「ぎっくり腰が癖になる」から脱け出す為には、
仙腸関節に問題が生ずる前に手を打つことが予防となります。


その答えは「首のロック解除と頭部の安定」。

後頭骨と第1頸椎間の側屈(頭を横に傾ける)可動域は約8度です。
(頸椎部の側屈可動域は約40~45度)

前記事の「座り方のヒント」に書きましたが、
日常生活に上部頸椎がズレる習慣が組み込まれていることが多く、
第1頸椎の側方変位側に可動域の制限(ロック)が掛かります。

背骨は24個の椎骨の柱で一番上の第1頸椎の動きの制限をそれより下の椎骨で補います。
頭部の重みは体重の約10分の1。
背骨を本能的に歪めて頭を支えているわけです。

重力の働く地球で重い頭を上に載せ、直立二足歩行で生活するかぎり、
仙腸関節の問題は「首のロックと頭部の重み」が引き金になっており、
何かの拍子で筋肉の異常な収縮が起こるのです。
​※重い物を持ち上げた時、洗面で前屈みになった時など

​身体に起こる問題は複合的ですから絶対ということはありえないのですが、
上部頸椎のアジャストメントによる頭部の安定で大方ぎっくり腰を繰り返さなくなります。

上部頸椎のアジャストメントの特性

上部頸椎をアジャストすると、身体が温かい、ポカポカする、熱いと言われる方がいます。
背骨の他の部分との大きな違いは上部頸椎領域には延髄の尾側が収まっていること。
故にアジャストメントにより副交感神経が優位となることで、

■血管が拡張することで温かさを感じます。
■それは同時に呼吸を深くし、
■筋肉を弛緩させます。

この3つの要素が筋肉の異常収縮の調整をしています。
※外側から温めたり、ゆるめたりする治療ではなく、身体の内側で起こる調整
​

結果、脚の長さが揃い、神経伝達が良くなることで上がらなかった脚が調整後軽く上がることもあります。
中には血管の拡張により痛みが増す方もいますが、時間と共に落ち着きます。

アジャスト後は注意事項を伝えて終了ですが、
ぎっくり腰の方には重ねて生活する上でのポイントを3つ伝えます。

​1.寝て起きる時は腹筋ではなく、必ず横向きになって手でベッドを押して起きる。

2.床のものを取る時は腰を曲げるのではなく膝を曲げてしゃがんで拾う。

3.椅子から立つ時に上を向いてゆっくり立つ。


痛みがある時は当然ですが、快方に向かっても暫くは意識して過ごして頂きます。

ポイントは安静にして過ごすより、動ける範囲内で動いた方が回復は早いです。
上記の3項目で再び痛めないように気を付けてください。
​


参考)
■腰背の筋力不足、運動不足、体重の増加、仕事の姿勢などもぎっくり腰の要因
■ぎっくり腰になった直後、腰が疼くような痛みの時は保冷剤をタオルで巻いて患部を冷やすと
血管が収縮しますので幾らか痛みが和らぎます。
■反対に温めると血管が拡張して痛みが増しますので、直後は控えてください。
■寝る時は患部を上にして抱き枕を抱いて寝るのが楽です。
このようなことはネット上にも色々あると思いますので、調べてみて下さい。

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