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アジャスト後の反応

8/16/2022

 

​
上部頸椎のアジャストにより
上部頸椎サブラクセイションが取り除かれ、
イネイトによる身体の調整が始まります。
その過程において反応が出ることがあります。
※上部頸椎サブラクセイションとは上部頸椎の変位により生じた脳からの神経伝達妨害

反応は悪いことではなく、むしろ良いことなのですが、
知らないと不安になることもありますので、今回はそのことについて書いていきます。

よくある反応

いつ、どのような反応が出るのかは
患者さん自身のイネイトが決めることなので私には分かりませんが、
​いくつか傾向があります。

1. ポカポカ温かくなる
血管が拡張し血流が良くなることで体温が上がり、そのように感じる方が多くいます。

2. 一時的に痛みが強くなる
血管が拡張することで一時的に腕の痺れ、患部の痛みが強くなる、また痒みが出ることがあります。
低体温の人は微熱が出ることがあります。


3. 古傷に何か感じる
以前ケガなどで痛めた部分、現在症状は気にならなくなりましたが、
完全に自然治癒されてない場合、その部分に何かを感じることがあります。
リトレーシング(retracing : 辿りなおすこと、遡って調べること) と言います。
​例)過去に捻挫した足首が疼くなど。

4. 下痢をすることがある
アレルギーで腸に問題がある場合などに起こります。
薬で止めず、脱水予防に水分を摂って下さい。

5.日常的に酷使している部分・潜伏している症状

これらは反応の一部ですが、皆さん何らかの心当たりがあることが多いようです。
主訴と関係ないことも多く、イネイトの診断により調整が行われていきます。

いつ頃出るのか

一つの目安ですが、
上部頸椎をアジャストして5分間、横向きの姿勢でいます。
この間に手足が温かい、ポカポカする、手が痺れる、患部が痛い、
呼吸が楽、何か流れている等と言われることが多いです。

その後、休息ベッドで40分休んで頂きますが、
その間も上記と同様のことを言われることが多いです。
また、もの凄く眠いとか、身体が軽い、重いなど、人により様々です。

オフィスにいる間は何も感じなくても、
アジャスト後3~4日の間に何かしらの反応を感じることが多いです。
中には数週間後に出る場合もありますので確かなことは言えません。


わたしの反応体験

はじめて上部頸椎のアジャストを受けた後、
翌日から口内炎が同時に5つくらい出来ました。
食事、特に醤油が染みて痛かったです。

当時は上部頸椎カイロプラクティックの知識はなく、
口内炎がアジャスト後の反応ということも気付かず、
同時多発で出来たことに病気かと思い、近くの内科に行きました。
何もしないで帰されたことを覚えています。

今思えば20代は時々口内炎が出来ていました。
食生活をはじめ不規則な生活をしていたので
潜伏していた症状が出たと思っています。

これは20年以上前の話ですが、
​以降一度も口内炎が出来たことはないです。

毎回起こる反応はアジャスト後1時間ほど
左腰に捻じられるような重い痛みを感じます。
「普段左腰に負担が掛かっているんだなぁ。」
と思いながらイネイトに調整されていることを味わっています。

強い反応

初回でいらした患者さんの状態やカルテに書かれている既往歴、
服用している薬の種類や数、薬で症状を抑えている期間などから、
アジャスト後に強い反応が出るかもしれないと予測が出来ます。

その場合、
「もしかしたら、反応で辛い思いをするかもしれない。」と少し大袈裟に伝えます。
「今日は説明だけで、家で検討してからでも大丈夫です。」とも伝えます。

このような説明に決心されて受けられた方でさえ、
想像の遥か上を行く反応に困惑されることもあります。

反応を道路工事に例えますと、
工事に伴い、騒音、振動、粉塵、渋滞などが発生します。
これらは喜ばしい事ではないですが、
道路や水道管などが一新される過程に起こることです。
反応もイネイトによる身体の調整過程に感じること。
道路工事は半日で終わるものも、数日かかる場合もあります。
身体における反応も同じです。

本人が思っている以上に身体が酷使されていて、
数日仕事を休むほどの反応が出ることがあります。
後日付き添われて検査にいらっしゃいますが、
検査データは全て良くなっているので何もすることはありません。
この場合、辛い=悪化ではありません。辛いけど良くなっているのです。
登山で頂上近辺が辛いように強い反応には必ずピークがありますので
反応が治まるのを待っていただきます。

我慢できずに薬を服用しても、
いつも効いていた薬が効かないと言われることもあります。
何故かはわかりません。


只、このようなケースは稀です。
当オフィスでは大体1000人に1人くらいの確率です。

上部頸椎カイロプラクティックには反応が付き物で、
上部頸椎をアジャストしてイネイトに任せて終わりではありません。
強い反応が出た時の患者さんへのサポートが重要です。

体調不良という岸 から 体調良好という対岸に向けて
あなたを舟に乗せて送り出します。

それがアジャストメントです。

水面が凪いでいれば気が付けば対岸に着いているでしょう。
荒波の場合は少ししんどいかもしれません。
船頭はあなた自身のイネイト。
私は検査を通して客観的に状況をモニターしサポートします。

強い反応を体験された方でその後もメンテナンスでいらっしゃる方がいます。
反応の様子を一番近くで見ていた家族の方が受けにいらっしゃいます。
反応で動けず仕事を休んだ職場の同僚の方々が受けにいらっしゃいます。
​
感謝の気持ちでいっぱいになります。

記憶に残っていること

骨がコクんと勝手に動いている。頭蓋骨が動いている。などなど。
​色々な反応を聞くたびに当初は不思議な気持ちになっていました。
上部頸椎カイロプラクティックを始めて間もない頃に患者さんが言われたことを覚えています。

当時60代の女性の方です。
若い頃、陸上選手で膝の手術をされていました。
二回目の検査にいらした時、右膝から糸が出てきたと言われていました。
それが何なのか私は分かりません。
先生、先輩から長年上部頸椎カイロプラクティックをやっていると、
​そのようなことは普通にあると当時言われたことを覚えています。

おわりに

民間療法において施術によって悪くなっているのに、好転反応と偽る治療師が
​いるから注意した方が良いというようなネット記事を読んだことがあります。

私も以前、鍼灸やマッサージをやっていたこともあるので分かるのですが、
鍼灸治療におけるオーバードーゼ(刺激過多)、マッサージの揉み返し、骨格矯正による事故と
​上部頸椎のアジャスト後の反応とは明らかに質が異なります。
アジャストのミスにより膝から糸が出たり、閉経後に月経が来たりはしません。

アジャスト後の反応は全ての人に出る訳ではありません。
また、何も感じないと効果がないということでもありません。


生きている身体には一つの法則が働いています。

Above down inside out 上から下へ、内から外へ

これはイネイトの働き(流れの方向)を示しています。

Above down
アジャスト後、末梢に向けて温かくなることがあります。
​腰から大腿、ふくらはぎへと痛みが移動し抜けていくことが多いです。

inside out
口内炎、下痢など必要に応じて内から外へ出します。

それらに対して湿布を貼る、薬を服用するということは
outside in であり、
イネイトの仕事を邪魔します。

ですので、
我慢できれば反応に対して湿布や鎮痛剤を服用せずに様子をみて下さいと伝えます。
勿論、強制ではありません。
他の療法との併用を勧めないことも、同じ理由です。

以上、アジャスト後の反応の話でした。

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