先日、9月18日はカイロプラクティックデー(chiropractic day)でした。 1895年9月18日、 D.D.パーマーにより初めてカイロプラクティックのアジャストメントが施された日のことです。 ファーストアジャストメントを受けた人物は難聴が良くなり、17年ぶりに聴力を回復したことで知られています。 D.D.パーマーは椎骨変位の調整を多くの人に試みました。 結果、難聴が改善しない人もいれば、長年患っていた心臓病が良くなったというような、 様々な報告があったそうです。 ちなみにカイロプラクティック chiropractic とはギリシャ語で chiro=手、practic=なされた という言葉から成り立った造語で「手によってなされた」というような意味です。 D.D.パーマーは投薬などの治療とは反対に「治す力は内部にあり」と結論付けます。 脊柱を構成する椎骨の変位(ズレ)により神経圧迫が起こると、 脳から全身に流れるエネルギーの伝達が妨害(干渉)されます。 そのエネルギーを生命力と例えるならば、存分に発揮出来ない状態で過ごすことになります。 これが健康から逸脱する根本原因と捉え、椎骨変位による脳からの神経伝達妨害を サブラクセイションと定義し、カイロプラクター(カイロプラクティック施術者)は 病気や症状の治療ではなく、サブラクセイションを取り除く為にアジャストします。 なぜなら、生命力(脳からの神経伝達)により健康を取り戻すことが出来るからです。 このようなカイロプラクティックをストレートカイロプラクティックと言います。 一方、創始者D.D.パーマーとは異なる考えを説くカイロプラクターも現れます。 脊椎のアジャストメント以外にマッサージや鍼灸、電気治療やテーピング、サプリメントなどを取り入れた 医療志向のカイロプラクティックで、場合によっては脊椎以外に四肢の関節も調整します。 このようなカイロプラクティックをミックスカイロプラクティックと言い、施術者はミキサーと呼ばれています。 1895年9月18日から128年の時が流れた現在、 世界的に主流なカイロプラクティックは創始者が唱えたストレートではなくミックスです。 D.D.パーマーの息子B.J.パーマーはカイロプラクティックを発展させた人物としてカイロプラクティック界の有名人です。 彼はより少ない箇所、より少ない回数のアジャストメントで健康に導く方法を長年に渡り研究し、 1930年に上部頸椎一箇所のみのアジャストメント、HIO学説を説き広めました。 首一箇所のみのアジャストメントはストレートの中でも超ストレートであり、 スペシフィックカイロプラクティックと言います。 施術者の比率は ミキサー>ストレート>スペシフィック です。 巷に溢れるミックスカイロプラクティックを受けていた人が
スペシフィック(上部頸椎)を受けると前に受けたカイロと全然違うと言われます。 今回はカイロプラクティックデーということから、 ストレート、ミックス、スペシフィックの話をしました。 私も以前はカイロプラクティックはすべてミックスだと思っていました。 と言うか一つの治療テクニックとして捉えていました。 後に実際は深い思想、哲学の元に行われている 独自性の高いヘルスケアだということを知りました。 カイロプラクティックという名の下において ストレートとミックスという全く異なる職業が存在しています。 そしてスペシフィック。 B.J.パーマーは次のように述べています。 Chiropractic is specific or it is nothing. カイロプラクティックはスペシフィック以外のなにものでもない。 高齢者で身体の歪みが気になる方、 それが生活に支障を来している方がいらっしゃいます。 病院では老化で済まされることもあるようなので、 これといった解決策がないのかもしれません。 4月3日(初回) 82歳女性 趣味仲間からの勧めで来院。 腰痛あり。 右に傾いています。 アジャスト後は少し傾きに変化が見られます。 5月2日(2回目) ひと月経つと同じように戻っています。 再びアジャストすると幾らか姿勢が変化します。 この繰り返しではしょうがないので、 気になった生活動作と注意事項を伝え 一か月過ごして頂くことに。 6月23日 腰痛消失。 ※起床時や買い物の帰りに顕著にあった腰痛がなくなって、よく動けるようになったとのこと。 前回アジャスト後の姿勢は維持出来ていませんが、 初回(4月3日)に比べ、 頭の位置が一マス中央に寄っていることが確認できます。 アジャスト後、如何に姿勢を維持するか 高齢者の多くに筋力低下が見られます。 アジャスト後の姿勢を維持するためには、 筋トレである程度の筋力を保つことが必須と考えたのですが、 患者さんのモチベーションとトレーニングの知識がないと難しいと思い 他の方法を模索することに。 仮説を立て試みる 上部頸椎のアジャストメントは 脳幹由来のイネイト(治癒力)任せです。 もう少し視野を広げてみようと思いました。 エデュケイテッド(教育された脳)。 ここでは習慣化と訳します。 アジャスト後、 イネイト(治癒力)による身体の調整を 長年の習慣化が組み込まれている教育脳が 元の状態に戻そうとしていると結論付けました。 だとしたら必要なことは筋トレでしょうか? 患者さんの今の状態は 長年に渡り繰り返された身体の使い方の結果。 定着した身体を変えるために脳の上書きをします。 高齢者にも負担が掛からない簡単で安全なメソッドを考案しました。 ●朝昼晩3回、一回20秒の一定動作 ●痛みが出たら即中止 ●無理をしない 脳を上書きして身体を更新させます。 これを無理なく続けてもらいました。 前回のアジャスト後と比べて変化は歴然。 innate + educated、効果を発揮しています。 随分良くなっていましたけれど検査の結果、再アジャスト。 下がっていた左襟が上がってます。 患者さんも「もしあのままだったたらと思うと。。」と とても喜ばれて、ご紹介して下さった患者さんに感謝されていました。 首一箇所、4度の調整で5か月前と後姿別人 ご本人に了解を得て写真を掲載させて頂きました。ありがとうございました。 前記事、重力場への適応問題に書いた
「脳からのエネルギーの90%以上は、 重力場に身体を適応させるために使われる。 人間は機械的(物理的)な歪みが大きければ大きいほど、 思考、代謝、治癒に使われるエネルギーは少なくなる。」 ということから、 人生100年時代のお役に少しは立てるかなぁと思ったりしています。 同様の患者さんには同じ試みをして検証し、 理論的に確立させることが今後の課題です。 下の円グラフは何を示していると思いますか。 あることが90%以上を占めています。 ロジャースペリー博士(1981年ノーベル生理学・医学賞受賞)は、 「脳からのエネルギーの90%以上は、 と述べています。 つまり、こうなります。 脳からのエネルギーのほとんどは重力場への適応で消費。 地球で暮らすということは、こういうことなんですね。 皆さん、このように思われるのではないでしょうか。 「いくつになっても思考、代謝、治癒へまわすエネルギーをキープしたい。」 その為には普段の姿勢を意識して過ごし、 背骨の曲がりなどの歪みを年々進行させないことです。 体重を支える為に必要な床面積を支持基底と言います。 (姿勢の歪みなどで)立位にて頭部の位置が 支持基底外(青線の外側)にあると安定が悪くなります。 重力場に適応するエネルギー消費が増すので疲れやすくなり、 幾年も放置することで背骨のある部分に持続的な負荷が掛かり、 背骨の曲がり、椎骨間の潰れ、椎骨のすべりの起因となります。 上部頸椎をアジャストして頭と首の位置関係が正され、 姿勢に変化が現れる中で元気を取り戻す方もいらっしゃいます。 重力場への適応力によることも関係があるかもしれません。 杖には歩行の補助以外に支持基底を広げる役割があります。
首が据わった赤ちゃんがハイハイ、つかまり立ちを経て歩き始める。 年と共に腰が曲がり、杖を用い、いつの日か永遠の眠りにつく。 人生をある側面から眺めると、 重力に抗い活動し、最後は自然に従うということ。 いくつになっても重力場と上手く付き合っていきたいですね。 一生支持基底内に頭を納めることを目標に。 上部頸椎カイロプラクティックを始める前の 20代は鍼灸マッサージなどの治療室をやっていました。 当時の私と70、80代の患者さんの関係は患者さんと先生というよりも、 言わば祖父母と孫の様な間柄で、激動の昭和話を色々聞かせて頂いたものです。 施術に対しても「気持ちよかった~」「楽になった~」という感想がほとんどでした。 このままずっと慰安的要素の強い治療を続けていたくないという思いもあり、 ある日を境に上部頸椎一箇所のみの調整に切り替えたのですが、 ほとんどの方はがっかりされていましたね。 こちらは良かれと思っていたのですが、 自然治癒による回復、改善よりも「今、気持ち良い」のが一番なわけです。 しかし上部頸椎カイロプラクティックを続けていると、 安易に薬に頼らず、生まれ持った能力を最大限に生かしたい というような意識で過ごされている方も一定数いることが分かりました。 そのような方は上部頸椎カイロプラクティックと目的意識が一致しています。 私も50代半ばとなり20代の頃よりも
70,80代の方をリアルに感じるようになりましたし、 それなりに経験も積んできました。 若い人は上部頸椎をアジャストして、生活習慣を見直すと 自然と生活しやすい身体に変わっていくことが多いですが、 高齢者の方には自身の自然治癒力+サポートするために何が必要かを考え伝えています。 半年後、一年後と少しずつでも調子が良くなり、 いつの間にかカルテに何を記入したかを忘れてしまっている位になれば良いですね。 たった一度のアジャストメントで症状が消失、その後みるみる回復し改善。 それが長年色々な治療を試みて一向に良くならなかったことだとしたら、 患者さん自身と周りの人達は奇跡のように思われます。 その後、その患者さんからの紹介の方が続きます。 皆さん一様に劇的変化を求めてみえるわけです。 しかし物事はそんなに都合よく行きません。 なかなか変化が見られなかった方は声に出さずとも 「私には効かなかった。。」と捉えてがっかりされます。 私は一度のアジャストメントで良くなるとは一言も言ってないのですが。 上部頸椎カイロプラクティックを実践している人ならば、 多かれ少なかれ誰もがこのような経験をされていると思います。 身体が良くなるメカニズムに従うだけ
劇的な変化があった患者さんからはすごく感謝されます。 しかし本当のところ、私(施術者)ではなく○○さんの治癒力(イネイト)によるものと伝えるのですが、 「それでもアジャストしてくれたのは先生だから」としっかり受け止めてくれません。 これは真面目な話、知っておくと良いと思うのです。 生体にはホメオスタシス(恒常性)という身体の状態を一定に保とうとする機能が備わっています。 身体は神経を介して各部の異常を脳に伝え、脳が神経を介して調整、修復する作業を常にやっています。 内側に優秀な医師が常駐しているのです。 しかし脳と身体各部の情報のやり取りに滞りがあると上手く行かなくなることは想像できますよね。 神経の通路である脊柱を構成する椎骨の僅かな変位(ズレ)が支障を来す原因です。 これをサブラクセイションとカイロプラクティックでは定義して調整の対象としています。 症状に合わせてアジャストしている訳ではありません。 上部頸椎カイロプラクティックではメジャーなサブラクセイションを上部頸椎一箇所と断定して、 上部頸椎一箇所のみをアジャストします。 ※メジャーとは一箇所が全体に影響を及ぼすところ。第一頸椎は延髄(脳幹)の尾側が納まっている特殊な椎骨。 アジャスト後の症状軽減と回復、あるいは反応による痛みの発症は、神経機能の回復の結果です。 劇的変化は特に取り上げることでもなくて、むしろ患者さんに応じた時間の経過の認識が大事なことです。 これが一番伝えたいことであり、なかなか理解されにくい事でもあります。 2020年に始まったコロナ禍。 「家族に高齢者がいるので」「職場から言われて」等々、 皆さんそれぞれに来院を控えていた理由があります。 3年経過して嬉しいことに戻って来られています。 久我山から方南町に移っても、ネットで調べていらして下さるので有難いです。 コロナが始まった時から、 「結局、最後は自分に備わった力」と声を大にして言いたかったのですが、 ワクチンの予約が取れないほどの当時の風潮ではとてもじゃないけど言えませんでした。 反ワクとレッテルを貼られるのも嫌でしたし。 最近、患者さんの口から「これからは自分の身体を信じようと思います。」 という声を聞くようになりました。 しっかり栄養と睡眠をとり、時々上部頸椎のアジャストを受けて、 年齢と共に適応力や抵抗力、回復力を上げて行こうと。 ワクチンを打ってマスクをしていても罹る人は罹ることが分かった3年間。 皆さんそれぞれに思うところがあるようです。 そして健康意識が外から内へ変わってきているように感じます。 協会のウェブサイト更新に伴いアニメーションを作成しました。 「気になる症状を何とかしたい。」これが多くの方の来院理由ですが、 中には予防でみえる方もいらっしゃいます。 「毎年決まった月にギックリ腰になっていたけど、アジャスト受けてからならなくなった。」 「以前より眠れるようになった。」「週一のマッサージに行かなくても疲れなくなった。」 「頭痛薬の必要がなくなった。」など例を挙げればきりがないですが、 上部頸椎が良い状態で過ごすことにより、結果的にそのような身体に変わっていくことが理想です。 只、生活習慣や癖などから日常生活の中でズレやすい人もいます。 それを放置しないで半年に一度でもチェックして整えておくことが大切です。 首と首のケアの重要性を短い時間で分かりやすく伝える。 これが動画の制作意図なのですが、 「首を整えることは全身を整えること」 「本来は予防が目的」 という二つのセンテンスが作っている間に脳裏に浮かんできました。 様々な治療を長年に渡り受けているのに良い結果に繋がらない方、 首を疑ってみてください。 自然治癒力が存分に働かない原因を放置して、 症状という結果に対しての治療を続けている可能性があります。 背中や腰が痛いけど首は全然大丈夫という方、 痛みが現れるところに問題があるとは限らないのです。 痛みが出ているところは負担が掛かっているところです。 何が負担を掛けているのか。 首と頭の位置関係を疑ってみください。 特に事故や外傷もないから首のズレは関係ないという方、 日常生活での繰り返される習慣から首がズレます。 生活習慣を見直しつつ、首を疑ってみてください。 これは整形外科のレントゲンで診る頸椎の状態とは違うものです。 上部頸椎の変位は現在のところ医療では重要視されていません。 只、そこ一箇所が全身に影響を及ぼす重要な所ということは確かです。 今月は美容院で首のマッサージを受けてから調子が悪いという方が 二人みえました。 一人の方は数日前に受けて首が痛いと言われていましたが、 もう一人の方は6年前に受けて以来常に首が重く痛みがあり、 腕と肩の痛み、めまい、頭のモヤモヤ、耳鳴りに悩まされる日が続いているそうです。 ほんの少しの衝撃で悪化するとのこと。 首の凝りをほぐそうと、首の付け根を懇切丁寧にやればやるほど、 場合によってはダメージを受けます。 首の付け根は身体の他の部位と明らかに違います。 上部頸椎領域だからです。 生体の最重要部である脳幹の中でも 生命維持中枢である延髄、その尾側が上部頸椎に収まっています。 そこはまた自律神経に深く関与しているところでもあります。 上部頸椎サブラクセイションを確認しアジャストで取り除くことが、 不調から脱け出す第一歩となります。 首への強い刺激が筋だけではなく、 上部頸椎のズレ、そして延髄を通して自律神経に影響を与えることもあるのです。 友人が昨年11月から蕁麻疹に悩まされているとのこと。 何が原因かの特定が難しく、取り合えず薬で抑えて、 暫くすると症状が出てての繰り返しと言われていました。 だったら首を一度チェックするよ。と伝え上部頸椎をアジャストしました。 食品、ストレス、寒冷など蕁麻疹を引き起こす要因は幾つかあります。 それを見つけ対処すること、薬で症状を抑えることが一般的に行われます。 対して私はなぜ11月から続いているのかに着目します。 本来身体に備わった適応力が狭まっているのではと考えるからです。 外的要因ではなく内的要因ということです。 アジャスト後、2週間ほどで治まったとのこと。
想定通りでした。 抗アレルギーや抗ヒスタミン剤で抑えることと、行っていることは別物。 身体の内的変化を待たなければなりません。 術後の傷の塞がりも大体2週間、 自然治癒には最低でもその位は掛かるものです。 激辛などの刺激物や過度の乳製品の摂取、 良かれと思って摂っているサプリの成分が合わないということもあるので、 自己管理も必要ですね。 左腕の痺れ(医療機関にて頸椎性神経根症との診断)と 右股関節の痛み(変形性股関節症との診断)で昨年いらした患者さん。 アジャスト翌日には歩行が楽になったと連絡が入り、 3週間後に検査にいらっしゃいましたが、腕の痺れは依然あるとのこと。 只、検査の結果サブラクセイション(上部頸椎変位による神経伝達妨害)はなかったので、 ノーアジャスト(調整なし)で暫く様子を見て頂くことになりました。 その後、ひと月程経過した時、ご紹介頂いたご友人から ○○さん、痺れも消えて喜ばれていますと連絡がありました。 そしてこの度検査にいらっしゃいました。アジャストから一年後です。 痺れもなく歩行も問題なく過ごされているとのこと。 サブラクセイションなしのノーアジャストでした。 昨年、アジャストした3週間後の検査にて痺れがあるにも拘らず調整しなかったこと。 そして一年後、再び調整しなかったこと。 共に症状の有無は関係なく、上部頸椎サブラクセイションを確認しての判断です。 カイロプラクティックの対象は病気や症状ではありません。 つまり頸椎性神経根症も変形性股関節症も診ていないのです。 病気や症状の治療は手術や薬を用いて医師が行います。 カイロプラクティックはサブラクセイションをアジャストメントで取り除いた後は 自らの身体に備わった自然治癒力(イネイト・インテリジェンス)に任せ、 その後は検査を通して必要ならばアジャストします。 Safety Pin Cycle(安全ピンサイクル)というシンプルな例えがあります。 安全ピンの両端が脳と身体、ピンが神経です。 ピンが納まった状態は脳が神経を通してしっかりと身体と繋がっている状態。 身体がイージーモード(楽に過ごせ)、症状も回復のレールに乗っています。 ※身体の異変を求心性神経を通して脳に知らせる ⇒ 脳から遠心性神経を通して時間を掛けて修復する。 アジャストの目的はこのような状態で日々過ごして頂くことです。 一方、ピンが外れてコネクト出来ていない状態。 上部頸椎の変位によりにより神経伝達妨害が生じています。 身体の不調、疲れやすい、なかなか良くならないなど。 この状態で長年治療や薬を続けられている方も少なくありません。 身体のしくみを先述した患者さんを例に説明します。
左腕の痺れ、右股関節の痛みは共に身体の異変として 神経を通して送られた信号を脳が感知したことです。 次に脳は神経を介して身体の故障したところを修復します。 自然治癒力です。 これは生きているから起こりえることであり、 私たちの自覚のないところで生涯このことの繰り返しています。 只、場合によっては中々回復しないということもあるでしょう。 そのような時に行うことは、症状を和らげる治療ではありません。 脳と身体を繋ぐ神経伝達を確認し、アジャストメントでコネクトさせることです。 進行し過ぎた病巣など自然治癒力の適応を超えたものは難しいですが、 治る力はあなたの内側にあるということを覚えておいてください。 それを最大限に働かせることのみを実践しています。 アジャストメントの前後に脊柱両側の皮膚表面温度を測定します。 この検査はリーディングと呼ばれ、患者さんの上部頸椎サブラクセイション(上部頸椎の変位による神経伝達妨害) の有無を確認するもので、アジャストを行うか、行わないのかの判断材料となります。 上部頸椎カイロプラクティックにおいては特に上部頸椎部の左右の温度差が 患者さん特有の波形(サブラクセイションパターン)となり現れますので、そこに着目します。 ある患者さんの上部頸椎サブラクセイションパターン(○で囲んだ部分)。 この検査ではそれ以外も情報を得ることが出来ますので、今回はそのことについて書いていきます。 脊柱とは7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎(計24個の椎骨)+仙骨、尾骨を言います。 構成する24の椎骨それぞれ中心部には孔(あな)があり、それが連なることで脊柱管を形成しています。 脊柱管の中には脳から繋がる神経の束である脊髄が存在し、脳と身体を繋ぐ神経の通り道となっています。 脊柱両側の皮膚温度からわかること 24個の椎骨の間と仙椎部から左右に脊髄神経が出ています。 また皮膚の下には無数の毛細血管が張り巡っています。 脊柱両側の皮膚温をスキャナーで読み取ると、椎骨レベルで温度が低いところ、 (もしくは全体的に温度が低い)または左右の温度差が大きいところが明確になります。 それらは血管の調整が上手くいっているか、いないかを可視化したものなのですが、 ポイントは血管の調整は自律神経が行っているという点です。 左右の温度差が0~0.3℃がNOMAL(普通)で緑色、 0.8℃~2.0℃の温度差はSEVERE(酷い)で赤色に表示されます。 上図は右がアジャスト前、左がアジャスト後です。 アジャスト前(右図)では第一頸椎レベルの温度が右側の方が0.8~2℃低くなっていることが分かります。 アジャスト後(左図)では温度差がなくなり首から腰までほぼ均一になっています。 こちらは左がアジャスト前、右がアジャスト後です。 自律神経の乱れという言葉を耳にしますが、文字通り左右の温度がバラバラです。 上部頸椎のアジャストメントにより自律神経が整うことで時間と共に身体は変わりますので、 症状緩和を目的とした対症療法や薬剤は必要ありません。 こちらは温度差ではなく、実際の温度です。 左がアジャスト後、温度が高くなるとバーの横幅が広くなっています。 アジャスト後、副交感神経が優位になり血管が拡張し血行が良くなっています。 多くの方がポカポカして温かいと言われます。それを客観的に示します。 温度差がなく、温度が低くない状態が理想です。
これらは身体をコントロールしている自律神経の状態を確認する指標になっています。 足が上がらず、思うように歩けないと言われていた80代の男性の患者さん。 本日アジャスト後2週間が経ち、検査にいらっしゃいました。 検査結果は良くなっていましたのでノーアジャスト(調整なし)で終了。 アジャスト後、一週間海外で過ごされていたとのこと。 その間、足が上がってスタスタ歩けたそうでとても喜ばれていました。 帰り際、こんなに足が上がると見せてくれて、私も嬉しくなりました。 何が足を挙げるのか
筋力が低下し、足が上がらないという理由で 筋力を付けることが大事ということは言えます。 只、今回大腿の筋トレを勧めたわけではありません。 脳と身体の繋ぎ目である上部頸椎をアジャストすることで、 上部頸椎のズレによる脳からの神経伝達妨害が取り除かれたということです。 左右の足を交互に上げ下げする❝歩く❞という動作に限らず、 すべての動きは脳から神経を通して送られる指令により行われます。 今日はその状態に問題がない事を確認しました。 今後、身体動作に不具合を感じたら、 上部頸椎の状態を確認しようという選択肢が増えたと思います。 首から肩、腕にかけての激痛や痺れ。 医療機関の検査にて下部頸椎に問題(狭くなっている、潰れている)があると指摘されることが多いです。 頚椎症、頸椎椎間板ヘルニア、頸椎性神経根症、頸椎性脊髄症などと診断を受け、 鎮痛剤の処方、狭くなった椎骨間を広げる為の首の牽引、 場合によっては痛みを遮断する為のブロック注射が行われたりします。 いずれも対症療法です。 上部頸椎をアジャストした後、時間と共に症状が軽減し、いつの間にか改善した人は 周りの同じような症状の人に自分のことを話して一度受けてみたらと勧めてくれます。 只、病院で下部頸椎に問題(狭くなっている、潰れている)がある と言われたことが頭にあるので、上部頸椎は関係ないだろう(治療するところが違う) と思い機会を逃してしまう人もいます。 今日は下部頸椎の問題なのに、なぜ上部頸椎を調整するのかについて書いていきます。 下部頸椎間が狭くなっている、潰れているということは負担が掛かっていることです。 何が負担を掛けているのかというと、上に位置する頭です。 頭部の重みは成人で約5㎏、体重の十分の一とも言われます。 5㎏の米袋を持つとイメージが湧きやすいです。 なぜ椎骨間が狭くなるのか 多くの場合、加齢による骨や椎間板の変性が原因と言われます。 只、老化とは言えないような年齢の人も症状に悩まされていることも事実。 老化というよりも頭と背骨の構造上の問題なのです。 頭を載せている第一頸椎の僅かな変位により、頭部の位置が身体の中心線より逸脱します。 身体は頭を中心に保とうと背骨を歪めて補正することを無意識に、本能的に行います。 その歪みの好発部位が第4、5頸椎間、第5、6頸椎間であり、常に負担が掛かっている部分ということです。 原因と結果 確かに痛みや痺れの発痛源は下部頸椎です。 只、それは原因ではなく、むしろ結果と捉えた方が正しいでしょう。 頭と上部頸椎の位置関係が起因しており、更に言うと頭を不安定にする 長時間のPCやスマホの姿勢などの生活習慣、仕事の姿勢、日々の過ごし方に 上部頸椎の安定に影響を及ぼす原因があります。 検査にて視覚を通して客観的に確認 アジャスト前後に幾つかの検査を行いますが、 このようなケースにおいて私が特に変化に着目することは 下部頸椎部の皮膚温と上肢(両腕)の長短差です。 負担の掛かっている下部頸椎領域は血流が低下しており、 皮膚温が他の部分より低くなっていることが多く、 また仰向けで両腕を挙上(ばんざい)した際、長短差が確認できます。 下部頸椎を黄色でマーク。皮膚温が上がるとブルーバーの横幅が広がる。左側がアジャスト前。 つまり、診断された病名に関係なく、
普段このような状態で過ごされていたことが分かります。 アジャスト後、下部頸椎部の皮膚温の上昇と両腕の長短差が揃う、 もしくはより揃っているかを確認することで、これまでとの状態の変化、 ひとまず治癒のレールに乗せたかが分かります。 留意することは上部頸椎をアジャストすることで、その場で魔法のように 症状が消えるわけではないということです。(そのようなこともありますが。。) 身体の回復は傷の塞がりと同じで時間の経過が必要です。 アジャスト2週間後に検査で状態を確認します。 辛い症状から早く解放されたいという気持ちはよく分かりますが、 一時的に楽になることを続け原因を放置していると結果的に長引きます。 頭と上部頸椎の位置関係の問題は下部頸椎のみでなく、 腰を始め、背部のあらゆる箇所に負担を掛けサインとして痛みを発します。 また、左右の足に長短差がある状態で過ごすことにより、 股関節、膝、足首などに負担が掛かります。 上部頸椎をアジャストする目的は 病気の治療や症状の緩和の為ではなく、 自らに備わった力により回復を促すこと。 それを踏まえて症状という結果の治療ではなく、 それを引き起こしている原因の解消が先決と考えています。 4月です。春ですね。 暖かくなってきました。 気温が低い時は観葉植物によっては、 水やりをしない方がベターなものもあります。 一番避けたいことは根腐れだからです。 元気がなくなっても根がしっかりしていれば、時間と共に復活します。 写真を逆さにしました。
これは私たち人間を含めた脊椎動物のイメージ。 植物の根に当たる部分が脳。 私たちも根腐れは避けたいところです。 植物の生命エネルギーは下(根)から上へ。 人は上(脳)から下へと流れます。 脳の根本にある脳幹が機能しているから生命活動を続けることが出来ます。 そして上部頸椎領域には脳幹の最下部に位置する延髄の尾側が納まっています。 先日いらした方が「迷わなかったけど遠くなったね。」 と言われたので、久我山は駅から徒歩2分だったので、 方南町から4分は確かに倍だなぁと思ってたら、 京王線住まいなので代田橋から歩いてきたとのこと。 「そりゃ遠いですよ。」と思わず言ってしまいました。 帰りは他の方法を伝えたのですが、運動を兼ねてと歩いて帰られました。 確かに新宿経由やバス停で待つこと考えると自分も歩くことを選択するかもしれません。 陽気の良い日は有りかと思いました。 只、アジャストを受けた場合は手ぶらがいいですね。 グーグルマップとQRコード決済でスマホだけ持って歩くとか。 ※ペイペイ、楽天ペイ、auペイがご利用いただけます。 その後、どんなものか往復40分私も歩いてみました。 永福町までは歩き慣れているのですが代田橋は初めて。
代田橋からと永福町からと、そんなに差がないことを知りました。
通勤しなくなった分、出来るだけ歩こうと思いまして、
目的地に天野カイロプラクティックオフィスと入れて、ナビ開始ボタンを押して、 スマホに従いながら帰ってくるというのを最近やっています。 散歩コースの大宮八幡宮までも永福町と同じ距離ということを知りました。
方南町からはこんな感じです。
先日、突然wifiの調子が悪くなりました。 ネット、BGM、カード決済に影響。 ネットは使わなければ良いので問題なし。 ブルートゥーススピーカーは使えず、CDラジカセで代用。 問題はカード決済に使うIpadとカードリーダーがwifi環境下でないと使えないということ。 お支払いがカード決済でないことを祈るしかありません。 こちらも祈りが通じてクリア。 さて何が電波に干渉しているのか。 wifiの向き?、物の配置? それとも近所の家が急にwifiを使い始めて干渉しているのか? 色々試みるもスマホは4Gのまま。 そういえば前日にモデムの調子が悪いと子どもが電源を落としたことを思い出す。 その時、モデムの他にテレビ、レコーダー、ゲーム機等が付いたコンセントタップの 大元の電源を落として入れ直していた。 この時にwifiルーターに問題が発生したのでは? wifiルーターの電源を抜き10秒数え差し込み3分待つ。 ルーター再起動、すると元に戻りました。 やれやれ、はじめからやれば良かった。 アジャストメントとはルーター再起動である インターネットに接続されていませんという表示を見ると溜息が出ます。 今回の件で言えば、 ノートPC、ブルートゥーススピーカー、Ipadとカードリーダーが使えない状態。 只いずれも故障したわけではないのです。 体調に似ていると思いませんか。 故障していて修理もしくは買い替えが必要なケース。 これは治療や手術のことです。 体調不良で長期に渡り様々な治療を受けていた方が 上部頸椎のアジャスト後、嘘のように改善したと喜ばれることがあります。 果たして何が起きたのでしょうか? 答えはシンプル。 身体の中のwifiが復活し、通常の状態に戻ったということ。 今まではネットの安定が悪いまま、症状の治療を続けてきたということです。 上部頸椎カイロプラクティックの検査を例えて言うと、 身体の内部においてインターネットに接続されていませんと表示されているかを確認するようなこと。 ※上部頸椎サブラクセイション(上部頸椎の変位による脳からの神経伝達妨害)の有無の確認 上部頸椎のアジャストメントとは、 身体機能を通常モードへする為にルーターを再起動するようなことです。 新天地とはいえ自宅です。 自室をオフィスにリフォーム。 スペースは前のオフィスの半分ほどなので手狭ですが、 プラスに捉えて簡潔ということにしましょう。 カーテンで仕切った休息ブースにベッドは2台。 ベッドは広くしましたので、ゆったり休めます。 今回サイドポスチャーの下にマットを敷いたんですが、
足の置き場がしっかり掴めて、良いアジャストメントが出来ました。 少し気になっていたオフィスまでのアクセス。 写真通りで迷わず来れたと好感触。 今後も気付いたところを修正しながらやっていこうと思います。 上部頸椎カイロプラクティックのオフィスはこれで4か所目ですが、 毎回オフィス作りで気に掛けていることは 医療施設のようにしないところ。(ですので白衣も着ません。) クリニックではなくカイロプラクティックオフィスだからです。 本日をもちまして、 久我山での上部頸椎カイロプラクティックは終了しました。 これまでも上部頸椎カイロプラクティックの理論の有効性を証明し、 その特性を最大限に活用する為に他の方法は取り入れず、 決して医療と混同することなくカイロプラクティック哲学に基づき取り組んで参りました。 病気の治療や症状の緩和ではなく、自力による健康の回復に焦点を置いています。 オフィスにいらした目的として主訴をお聞きしますが、主訴をはじめ症状に対する施術は一切行っていません。 本来治癒力により時間が経てば回復するはずなのに、なぜ自然に良くなっていかないのか。 着目すべきは症状ではなく患者さんの状態(サブラクセイション)です。 上部頸椎カイロプラクティックでは脳に最も近い椎骨である上部頸椎の状態を調べ、 脳と身体のコミュニケーションに問題が発生しているかを幾つかの検査を通して確認します。 私にとって上部頸椎をアジャストする目的は一つ、日常を生きやすい身体へ回復させること。 ポイントは ・原因を正すこと(上部頸椎サブラクセイションをアジャストメントで取り除く) ・首に注意を払うこと(日常における注意、時々検査で確認) ・時間の経過の重要性を知ること(すぐに変化しなくても諦めない心構え) これまで20年余り、このようなことを提供してきました。
今後も研鑽を重ねしっかり取り組んでいこうと思います。 以前アメリカの先生がこのように言われてました。 It's a journey , not a destination. 上部頸椎カイロプラクティックを深く理解し極めることは人生を通して遂行する旅のようなもの。 まだまだ先の長い旅の途中、今日は久我山編を終えたというところです。 足を運んで下さった方々、ご紹介して下さった方々、 ありがとうございました。 久我山では9年間仕事をさせていただきました。 前の永福町のオフィスが8年でしたので、 それより長く居たことに今になって時の流れの早さを感じています。 この9年の間にも回復、改善の嬉しい報告を幾度も頂いたこと、 アジャスト後の経過や様々な反応に立ち会うことで見識を深めたこと、 残念ながらお力添え出来なかったこと含めて、多くの貴重な経験をさせて頂きました。 それら全てが上部頸椎カイロプラクティックを実践する上での糧となっております。 明日から退去にあたっての幾つかの処理と引っ越しです。 尚、準備期間としてお休みしている間も3月1日以降のご予約(場所:方南町駅から徒歩4分)は承っております。 今後もどうぞ宜しくお願いします。 一昨日、ChatGPT というものを知りました。 昨年11月にリリースされ、既に多くの人が使っているそうです。 テキスト入力の質問をAIが答えてくれるとのこと。 色々試しましたが返答の早さと的確な日本語に驚きました。 そして今日は Perplexity というものがあるということも知り、 いつの間にか時代は進んでいると実感。 ChatGPT に 上部頸椎の重要性は? という質問するとこのように返してきました。 上部頸椎(CERVICAL SPINS)は、頭と身体を接続する重要な部位です。上部頸椎は、頭を支え、動きを制御する役割を持ちます。さらに、上部頸椎は、神経系や血管系を通じて脳と身体のコミュニケーションを保証する役割も果たします。これらの理由から、上部頸椎は重要な役割を持つと考えられています。 ほんと、その通りです。 恐るべしAI。 同じ質問を Perplexity に 上部頸椎は、脳から神経情報が送られる重要な場所です。 上部頸椎のズレによる自律神経の乱れは、便秘、動悸、不眠症、めまい、月経不順、アレルギーなど、さまざまな身体の不調を引き起こします。 上部頸椎カイロプラクティックは、首の骨を再調整して脳と体の間のコミュニケーションを回復することに焦点を当てています。 こちらは上部頸椎カイロプラクティックまで言及。
しかも自分の説明よりAIの方が簡潔にまとまっている(汗)。。 今年に入り数年ぶりにみえる方が多いです。 今日は11年ぶり、17年ぶりの方がいらっしゃいました。 勿論どんなに間があいても初回料は頂きませんし、 カルテとデータもしっかり取ってあります。 症状を取り除く為に何回通って下さいとか、 どのくらいのペースで受けなければ良くならないとか、 今まで言ったことはありませんし、これからも言うことはありません。 そういえば久々首のチェック受けようかなと、そんな思いが浮かんで来たら そのメッセージに従って気軽にご連絡ください。 習慣や仕事の姿勢など繰り返される毎日の中で起こる 自覚のない上部頸椎のズレにより首の動きがロックされています。 それを補う為に、身体を歪めて窮屈な姿勢で過ごしていることが多いです。 症状というサインがそれを教えてくれます。 上部頸椎のアジャストメントはそれからの解放。 そこから自身に内在した力による調整が始まります。 上部頸椎のアジャストメント+生活習慣の心掛け=身体のメンテナンス=未来の自分 私たちは重力が働いている環境で 立位において頭部が最上部に位置する生活をしています。 それは背骨の歪みと深く関係しています。 レントゲンにて背骨が曲がっていると言われた。 骨の間が狭くなっていると指摘された。 というような結果の説明は度々耳にします。 原因は生活習慣や加齢による筋力低下などと言われることが多いようです。 生活習慣や筋力低下も関係していますが、 根本的なことを言いますと、この重力下において 本能的に背骨を歪めて頭を支えているという見方も出来ます。 部分的に掛かる頭の負荷がゆくゆくは様々な症状として現れます。 痛みや痺れの治療、凝りの緩和に努める訳ではなく、 頭を直接支える第一頸椎を整え、部分的負荷を取り除き、時間の経過を待ちます。 いつの間にか症状は消えていることが多いです。 私も上部頸椎カイロプラクティックと出会う前までは
このような身体の診方は知りませんでした。 カイロプラクティックでは compensation 脊柱の補正作用 と呼ばれています。 補正で変位した椎骨ではなく、アジャストは頭を支えている上部頸椎のみです。 明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。 今朝、久我山稲荷神社にお焚き上げして頂く 松飾りを納めて参拝して来ました。 9年間、この地で仕事をさせて頂いたお礼と
あとひと月ほど、宜しくお願いしますとお伝えしました。 仕事始めは昨日ですが、 松飾りを納めると一年が動き出す感じがします。 世界中が良い一年になりますように。 年内は12月30日(金)の午前中まで 年始は1月6日(金)からです。 少し先の話ですが、来年オフィスを移転します。 久我山の最終日は2023年2月18日(土) 移転先では 3月1日(水)からスタートします。 早いもので永福町から久我山に移って9年。 治療室時代を含めると7回目の移転ですが、今回が最後になると思います。 長年のテナント事業と通勤にピリオドを打ち、自宅の一階で始めることにしました。 詳細は来年お知らせしますが、 最寄り駅は東京メトロ丸の内線の方南町、 駅から徒歩4分です。 9年前の移転と違うのはLINEの普及。 電話番号は変わりますが、LINEでのご予約は今まで通りです。 これまでは案内を渡したりハガキを出していましたが、これも時代ですね。 移転に合わせて画像付きの道順など、サイトを更新してお知らせします。 今のオフィスより手狭になり不便な思いをさせてしまいますが、
気持ち良くお迎え出来るよう準備を進めながら新年を迎えます。 少し早いですが、皆様も良いお年をお迎え下さい。 今年一年ありがとうございました。 新しい年もどうぞ宜しくお願いします。 |